当社には塗装を施す全長250m大型塗装ラインがございます。
こちらで使用する有機溶剤(塗料) の在庫管理システムのご紹介です。
有機溶剤は、消防法の定めにより危険物貯蔵庫内で一定量の管理を行う必要があることはご存じでしょうか。
当社ではこの規定に従って、現在、塗料缶(18L)上限100缶を管理対象としています。
しかし、これらの塗料は日々塗装工程で使用されるため、どの種類、どの色の塗料がどれだけ使われ、どれだけ残っているかは、作業者が都度確認し在庫として記帳管理していなければなりません。
この作業が、大変かつ数量違い等のミスを起こしやすい作業なのですが、対象は規定量を超えることはあってはならない危険物です。
「ミスが出やすいけど絶対許されない」という非常に緊張感伴う業務となっているのが実情です。
これらの悩みを解決すべく当社で在庫管理システムを開発し、2022年10月より運用を開始いたしました。
作業者が保管庫から塗料缶の出し入れをする際に、QRコードリーダーで塗料名や量を読み取ることでシステムに登録します。
在庫管理表としてリアルタイムで、塗料の在庫状況を把握できるとともに、一定数量を下回った場合に自動で発注まで行うことができるという優れもののシステムです。
日々の作業に追われる中で、面倒な在庫管理から解放され、欠品発注まで自動で行うシステムなので作業者にも好評です。
是非お気軽に、お問い合わせください!