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お悩み解決事例<Vol.8>

お悩み解決事例

Date: 2022/08/17

弊社のDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みの中から「生産管理システム(Sanmatsu Integrated Network System)※SINS」についてご紹介させていただきます。

昨今、各社が取り組まれている「DX」や「IoT」ですが、「大企業ではできるだろうが、中小企業ではどんなことをやっていいのかわからない・・・」「何かやらねばならない!」と、考えてある経営者や経営幹部の方は多いのではないでしょうか。

実は三松のデジタル化の第一歩は、20年以上前に取り組んだ「生産管理システム」の自社開発でした。
現在の月間生産品目10万点の内、7割は1個という多品種小ロットの生産を管理する今では無くてはならないシステムです。

1990年代当時は「生産進捗管理」から始まり、「市販部品発注管理」「外注発注管理」「原価管理」「お客様図面」「製作データ管理」など、膨大な情報を管理するためには、市販のパッケージシステムでは対応できない部分が多く、自社開発の生産管理システムへの道を選択いたしました。

運用開始から20年以上、社内システムエンジニアが、現場の運用やデータ入力・管理方法などを考慮し、日々改良を重ねた結果「モノづくりデータの可視化」の要となっていましたが、プログラムソースの老朽化に伴い、2018年から1年ほどかけて「新生産管理システム」へとマイグレーションを行い現在に至ります。
更にシステムのアップグレードとして、生産管理システム内で得た最新情報を工場内のデジタルサイネージへリアルタイムで表示・情報発信、工場内のカメラとも連携して製作段階の動画を閲覧できるシステムや、iOS対応アプリを開発し、工数入力アプリ、工程照会図面照会アプリ、製作動画撮影アプリなど「新生産管理システム」との連携システムをリリースしています。
また、2022年内の予定では、図面AI検索システム、自動見積システムなど、三松DXの取組みはまだまだ続きます。

以前より来社されたお客様から、「このシステムを使いたい」、「外販してほしい」との声も多く寄せられていましたので、2019年より外販を開始いたしました。
モノづくりが分かる会社が自ら作った「使える生産管理システム」として、お客様の運用に合わせてカスタマイズの対応もしております。
経営者目線の「生産管理システム」として、利用者のかゆい所に手が届く「生産管理システム」として、システムのお悩みをご相談いただければと思います。

中小企業でも十分にDXは実装可能です。

三松オリジナルの生産管理システムにご興味ございましたら、是非一度お声かけください。

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