
この度、アマダ社製ファイバーレーザ搭載ブランク複合機「ACIES-2512-AJ」を新規導入し、2022年2月から本格稼働を開始しております。
これまで本社工場で稼働していたパンチレーザー複合機「C1-AJ」を夜須工場に移設し、空いたスペースに設置しました。
このACIES(アキエス)には今までの複合機になかった機能がいくつもあり、生産性アップや作業負荷の削減が可能となっております。
①金型自動交換機能
小ロット多品種で生産を行っている当社では使用する金型も多数存在するため、どうしても人で作業で金型の 交換作業を行っておりました。
ACIESはレーザー加工中に金型を自動交換することが可能なため、金型段取りでマシンを止める必要がありません。
②ラベルプリンタによる自動識別
弊社で生産している製品は品種が多く、1製品を構成する部材の数も多いため、加工後のワークのバラシ作業・ 識別作業を行って次工程に渡す必要があります。
ACIESではこれを自動で行うことができるピッキング仕分け+自動識別機能付きとなっており、さらに製品のキズ防止のためにプラダン(プラスチック段ボール)を挟んで集積することもできます。
その他にも、材料を1枚ずつ自動で供給する機能などもあるため、長時間の連続自動運転が可能となっております。
また、ファイバーレーザ搭載により、省エネ・高速加工・加工性能向上を実現しております。
今後も様々なカタチで三松スマートファクトリー化を推進して参ります。